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ニュースリリース

『CC-Link協会』設立のお知らせ

製造現場を支えるFAフィールドネットワークにおいて『オープン化の進展』と『日本発の標準化』を目的に、FA関連メーカ6社を代表幹事とした『CC-Link(シーシーリンク)協会』(会長 [予定]:横浜国立大学教授 関口 隆、英語名 CC-Link PARTNER ASSOCIATION:CLPA(シー・エル・ピー・エ-))を設立し、2000年11月1日より活動を開始しますのでお知らせします。

1.協会設立の狙い

生産ラインを構成する各種機器とそれを制御するコントローラを、高性能かつ省配線で実現するネットワークとして、1996年11月に三菱電機がリリースしたオープンフィールドネットワーク「CC-Link」があります。
「CC-Link」は仕様を機器メーカに開示しマルチベンダー化を進めた結果、2000年9月末現在CC-Link対応メーカ134社、接続製品数は約240機種を超えるまで普及し、日本国内のFA市場のみならずヨーロッパ、アメリカ等海外からも高い評価を得ています。

この「CC-Link」および関連技術の普及を推進し、対応機器の拡大と、公的機関による対応機器のネットワーク性能試験/検証を行い、グローバルなFA技術の振興に広く貢献するため、今回「CC-Link協会」を設立するものです。

活動は国内のみならず、海外主要拠点に支部を設置することも計画しており、2001年4月以降、日本本部の他に北米支部・欧州支部・中国支部・韓国支部・台湾支部・ASEAN支部を設立する予定です。CC-Link協会は、日本国内はもとより世界各国ユーザのニーズを反映させCC-Linkを日本発のオープンフィールドネットワークとして世界展開して参ります。

2.協会の概要

産官学により推進し、オープンかつグローバル、そして公平の視点で運営することを協会の方針といたします。
協会は、ボード会員、エグゼクティブ会員、レギュラー会員、レジスタード会員で構成し、ボード会員が幹事会を運営し組織して行います。
(幹事会社: ウッドヘッドジャパン株式会社・株式会社コンテック・株式会社デジタル・日本電気株式会社・松下電工株式会社・三菱電機株式会社)

また、それぞれの会員はテクニカル部会・マーケティング部会・ユーザ部会に所属し、ネットワークへのニーズ反映とCC-Link普及に向けた活動を行います。CC-Link対応メーカ(CC-Linkパートナーシップ会員)は、CC-Link協会発足に伴い協会へ移行致します。(現在手続き中)

3.具体的活動項目

<テクニカル>

協会会員にCC-Linkの最新技術情報を提供し、コンフォーマンステスト等の支援を行います。

  • 1. CC-Link仕様書(プロトコル仕様など)の無償公開
  • 2. コンフォーマンステストの実施(有償)
  • 3. CC-Link対応品開発のための、技術支援

<プロモーション>

協会会員の製品を、全世界レベルでPRします。

  • 1. CC-Link対応製品の展示会出展や講演会への参画
  • 2. CC-Link対応製品カタログおよびHPの制作、運営
  • 3. 会員へのCC-Link関連情報の提供
  • 4. 会員の募集活動

4.さいごに

オープンかつ公平な組織であるCC-Link協会の発足により、CC-Linkの特長である「オープン性・グローバル性」はさらに高まり、ユーザ殿の利便性が飛躍的に向上するものと確信しています。

今後ともCC-Link協会は日本発のオープンフィールドネットワークとして日本のみならず世界の製造業の発展に寄与すべくCC-Linkのグローバル規模での普及活動を行っていきます。引き続きのご支援のほどをお願いいたします。

5.問い合わせ窓口

CC-Link協会本部(原田・茶谷・加藤)
〒461-0011
名古屋市東区白壁3-12-13(中産連ビル)
TEL: 052-936-6050
FAX: 052-936-6005
URL: https://www.cc-link.org/

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